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秋深し隣りは・・・

マシンが収まる所におさまり、微調整も少しずつ進んで店も自身も落ち着きつつある。 今年は栗がどさっと届いて、毎日栗の処理で気が遠くなりそう。うちは工場じゃなくて工房をうたっている程で、小さく丁寧な仕事をしたいと思っている。一度に40kgを越す量はうちには負担が大きすぎる。スタッフに頼んで、鬼皮を剥いたり実をくってもらってもなかなかの根気作業になる。 それを夜なべで渋皮煮にしたり加工するのには、もっと繊細な仕事が求められる。 疲れて早く帰りたいと思っても、一旦作業し始めたらシロップに漬けるまでは帰れない。

ここ数日そんな状況が続いておりため息が秋のように深くなる。

今日こそ早く帰ろう。焼酎のお湯割りが恋しい季節です。


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