

暑さ寒さも彼岸まで
この星を取り巻くあれこれは本当に不思議です。 この季節が来るたびに、忘れず咲いてくれる赤い花。 今年は日本各所で大雨の被害が連続して、うちの花も雫で化粧。 お化粧くらいで済めばいいけど、激流や土砂にまみれる災害は困ります。 家屋や車が水没したり流されてたくさんの人が亡くなっています。 僕が幼児の頃、5000人以上の死者行方不明者を出した伊勢湾台風。 住処を無くし困窮した名古屋の人たちが集団で疎開してきました。 終戦から十数年しか経っていない時期でしたから日本は復興途中。 生きるのがやっとの時代の大水害では踏んだり蹴ったり、 この貧乏な田舎街も少なからず被害はあったものの、助け合いは国民の総意でした。 その後、世間が少し落ち着いた頃、観光バスがやってきて、 お礼の名古屋巡りの旅に招待してくれた事が、未だに忘れられない。 台風が来ても地震がきても、氷河が崩落しても、ミサイルが飛んできても お中日が来る頃、この赤い花は唯ただ咲くのです。



















