〒437-0061 静岡県袋井市久能2952-1 可睡齋門前 | 10:00-17:00 毎週 水,木曜定休日

ジェラート専門 スィーツショップ
Gelato Genki
《じぇらーとげんき》は、静岡県の浜名湖と御前崎の中ほどに位置する袋井市で、職人が こつこつ手づくりするジェラート屋です。
ラグビーワールドカップで日本が強豪アイルランドから大金星を挙げた奇跡の街、遠州三山という大きな3つの古刹のある街。その内の可睡斎(かすいさい)という徳川家康公ゆかりの禅寺の山門前に位置します。
隣り町のジュビロ磐田は2部に戻って反省中。
安心安全なスィーツデザートをご提供。食アレルギーでお困りの方のオーダーメイドアイスも承ります。

赤ちゃんからお年寄りまで安心
ジェラートは、抵抗力の弱い赤ちゃんからお年寄り、食欲のない病人までが喜んで召し上がる食品であるという事を念頭に置いて製作しています。見てくれは悪くてもなるべく安心な食材、例えばバナナ、レモン、グレープフルーツ、オレンジなどは産地指定されたノンポストハーベスト農薬作物、防腐剤処理をしない材料を選んでいます。また、増粘多糖類などの添加物も天然素材由来の材料を組み合わせて必要最低限に抑えるように心がけています。
虫食いは安全の証拠
例えば初冬、津軽鶴田町の渋谷さんからは無農薬栽培の紅玉が届けられる。年により収穫量が激減したり虫食いや傷痕もあるが、虫が食べられるということは人が食べても大丈夫と言う事ではないでしょうか。近年入荷がないのが残念です。片田舎に住む私の庭では農薬や除草剤をかけないレモン、甘夏、柚子が実り安全な食材となります。

味と風味を守るために、少量を手づくり
本来、ジェラートは作りたての風味と食感を楽しむもの。特に素材のもつ香りが大手メーカーの工業生産されたアイスと違うことにお気付きですか? 味はもちろん香りまで楽しめるのが小ロット手作りジェラートの特徴なのです。
うちのような小規模な店と違って、大手メーカーの大量消費を当て込んだ食品工業製品に求められる第一は均質性です。1年前に作った製品と今出てきたものが味、色、風味が違っていたら不良品として店頭から排除されてしまいます。東京と静岡で違いがあっても大問題になるでしょう。企業が他社製品より売上と利益を伸ばすには大量に安価に作る必要があります。そのためには香料や色素、保存材の類を添加して何時、誰がどこの工場で作っても全く同じ様に均質化する必要があるのです。何千万人という不特定多数の消費者が求める商品の定めです。
うちのような小さなお店は、大量に作る必要がありません。12月採れ苺と5月採れ苺の風味は違うと理解できる方が買ってくださればいいと考えています。同じ産地、同じ農家さんでも日当たりのいい畑と陰がちな畑では品質に差が出るのは当たり前です。不揃いでもいいから、なるべく余分な添加物を子供たちに与えたくないと考える方をお客様として応援します。
現状では、お店を訪ねられない方やギフト用途のために、できたてをカップ詰めし急速冷凍して発送しますので、天然素材を原料とした増粘多糖類を必要最低限使います。ですから全くの無添加とは言えません。しかし余分な添加物を使わず味や香り、風味を守れる範囲で、毎日手づくりをしています。
地味に、奇をてらわずコツコツがいい
見た目に囚われず奇をてらわず何でもない、ごく普通を目指しています。例えば砂糖、種類は多いけれど、どれもこれも同じの様でいてけっして同じじゃないと思う。少し割高だけれど、うちの優しい甜菜グラニュー糖は素材の力を素直に引き出します。
少し割高だけれどフランス、《KAOKA社》の有機チョコレートも やはり縁の下で黙々と働いてくれる地味な奴。みんな派手じゃないけど お客の笑顔を醸してくれる仲間 です。






スタートはお茶屋さんでした
地場に基幹産業の一つであるお茶は農家の高齢化や市場の変化で斜陽の一途。少しでも地域の農業のお役に立てれば子供たちの未来も悲観ばかりでないはず。地産のお茶や日本一のマスクメロンブランド『クラウンメロン』、紅ほっぺ苺、いちじく、次郎柿、とうもろこし、三ケ日みかん等々、恵まれた環境でのジェラートづくりは刺激でいっぱい。今年からは高齢者向けのジェラート作りにもチャレンジです。
卵や乳製品を使わないジェラート
地産大豆(フクユタカ)の豆乳を用いたり、素材選びを工夫した『乳・卵 食アレルギー』のある子でもおいしく食べられるジェラートも作っています。ミルクや卵を含まない豆乳有機チョコレートなどがお勧め。お隣の禅寺「可睡斎」売店で年中《 精進アイス 》として販売中。有名な小金山料理長(典座老師)の炊いた小豆餡をのせたコラボ商品です