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ラムレーズンを漬ける


皆が帰った工房で 一人レーズンを漬ける

皆が帰った工房でひとりラムレーズンを漬ける。  二種類のレーズンを手揉みして洗い殺菌。

 何度もすすぎ洗いして小枝を取り除きながら水気を切る。

 シロップを作ってレーズンを投入し粗熱を取って酒類を入れていく。  2種類のラム酒、2種類のワインを自己流配合で注ぎ、  今ではちょっと贅沢になったバニラビーンズの鞘を入れて混ぜ合わせる。

 たったこれだけの作業だが 後は時間に醸す役をバトンタッチ。  レーズンのフルーティーな養分が酒に溶け込み。

 酒のアルコール分と不思議な力がレーズンに入り込む。  徐々にお互いがお互いの力を引き出し融け合ってラムレーズンが漬かる。

 時間の経過と共に それぞれの旨味が変化し、  その時々の風味を楽しめる。浅ければフルーティに、深ければ重厚に、  その時その時の風味をお客さんに楽しんでもらうのが うち流なり。

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