春のおすすめご紹介


 食べ物屋にふさわしくない話題が続いたので挽回させてください。

先週あたりから周りは桜があふれ出しています。ウクライナやら地震やら慌ただしい話題に心も委縮気味です。平和に暮らすことが一番のことですから目を背けてもいけません。対岸の火事と他人事のようにふるまっていては、いざという時ただただ慌てて最善の選択ができなくなってしまいます。

 そう心得ながら桜のジェラートのご紹介です。これこそ春の定番ですね。お店によって色々な作り方があるのでしょうが、当店はごくごくシンプル、かつ自然派のレシピです。大島桜の葉の塩漬けをざっくり洗ってミルクベースで炊きます。花の塩漬けを使うお店が多いようですが、うちは桜餅をイメージしているので葉が向いています。雑味が出るのでこれも数分。きれいなピンク色を出すために安易に色素など使ってはなりませぬ。フランス仕立ての有名パテシェなど平気で人工色素を使いまくりますね。マカロンとかきれいに 美味しそうに見せるために躊躇わず使いまくっているのを見ると首をかしげたくなります。今流行りのピスタチオにも緑色を出すために黄〇号だの青〇号だの微妙な色合わせは塗装屋さん張りです。きっと製菓学校とか本場フランスの工房で習った事を疑問にも思わず使っているのでしょう。

 片田舎の素人が偉そうな講釈たたいても笑われるだけですね。気に入ってくれる人が通ってくれるだけでいいのです。ほぼ趣味の延長で愉しく続けている仕事なので経理部長さんからは叱られてばかりですが。

 桜の桜の咲く前は「桜はまだかいな」いっせいに咲き始めると「桜満開クリーム」にネーミングが変ります。桜クリームに大納言小倉をまぶすだけですが桜餅の好きな人にはたまらないそうです。

 ご近所で大先輩の「和菓子屋 辻本」さんが昨年秋 店を閉められ名物「苺大福」が食べられなくなりました。うちの店でも将来、そう懐かしがってもらえる商品を世に出していきたいと思うばかりです。それにしてももう一度辻本さんの苺大福食べたいなあ。

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