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お詫び申し上げます




まさかこんなことになるとは想いもしなかったのですが、不覚にも救急搬送され電気ショックを連打されてしまいました。 自分の身の上に実際起こったこととは、うっすらと意識が回復していく中でも信じがたく、ずっと悪い夢を見ているとばかり考えていました。 眩い部屋の中で、電子音が鳴り響き医師や看護師さんたちがせわしく動き回りダメだ、ダメだという焦るような声が耳元で遠く近く聞こえ、だんだんこれって自分のこと?夢じゃなくて自分のこと?どうしちゃった?何かあった?交通事故かな?いや違う、じゃ何だ???

どのくらいの間、そんな夢と現実の間を行ったり来たりしていたのだろう。 惨い夢から早く抜け出そうと、看護師さんに声をかけるのだけれど、頭と言葉がかみ合わない。呂律が回らない。言いたいことは頭の中にあるのに、言葉が口から絡み合って出てこない。

一瞬、仕事を続けるのは無理なのかなあと不安がよぎった。


人間の命というのは本当にはかない。ちょっと心臓の働きが不安定になっただけで、あの人にもこの人にもお別れや感謝も告げられず、おさらばしなくてはいけない。

逆に僕は運がよかった。とてもよかった。


いろいろな人のおかげで、またこちら側に戻ってこれました。


ただ、ちょっとショックだったので気力が少し萎えました。普段はまだまだ68歳と思って頑張れるのに、あの川の辺まで行ってきたのでもうじき70歳かあと、情けないけど弱気になる。


自分は何にも覚えていないのだけれど、どうやら風呂に入って意識を失っていたらしい。妻が気づいて救急隊を呼んで、タブから救い上げて運よくこちら側の人でいられたようだ。

以前から深夜、アトリエで一人黙々と仕事するのが好きで癖でもあった。ここで倒れたら危ないと、最近気にするようにはなっていたのだけれど、自宅でよかった。もうちょっと仕事が続けられそうです。


あまりに急なことで、突然休業したのであちこちに迷惑をおかけしました。 ひどく怒って☆一つの最低評価を点けてくれるお客もいるし、逆に心配して見舞いの連絡をくださる方もいらっしゃる。


もう少し体調を整えて、3月1日から再スタートの予定です。どうぞ宜しくお願いいたします。



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