January 30, 2019

 今年も元旦から お隣の禅寺 可睡斎(かすいさい)で国登録文化財の「瑞龍閣(ずいりゅうかく)」を利用してひな祭りが開催されている。毎年観光協会婦人部の有志が主導して修行僧や僕たち(ちょこっとね)が手伝って飾りあげる。年々飽きられないように工夫が凝らされる。二階には大祭壇、一階には冬ぼたんを交え吊るし雛が奇麗だ。ぼたん園などの管理を任されている御庭番さんが僅かな時間外を利用して丹精した竹細工の雛段も見ごたえがある。
 市内のあちこちでも《まちなかひなまつり》の競演が観られる。うちの狭い店内にも急ごしらえの雛段が組まれ お預かりした人形...

January 30, 2019

前の記事で加工用小粒いちごを連想されましたか?シーズンの初め、一番花からとれる苺は大粒が多いのです。時期が進むほどにたくさんの花が咲き実を育て苗は歳をとり小粒の実しか採れなくなっていきます。ケーキ屋さんで使われるようなスマートな美人苺はうちにはやってきません。市場に出回らないふぞろいだけど味のある子が勢揃い。隣のバニラで使う有精卵が一つ50~70g平均ですが今日の紅ほっぺは約50g平均でした。市内の高橋いちご園をメインに 隣町磐田市向笠の村田さんのいちごも加わります。

January 25, 2019

この地方は昨年台風24号の被害がひどかった。停電が1日から5日も続いたところがある。海(遠州灘)が近いので塩害が農家を苦しめた。いちごのビニルハウスも飛ばされちょうど苗床を整え終わったところに計ったようにやって来た。いたるところ電線に天女の羽衣のようにひらひらと舞い引っ掛かり 停電の原因にもなった。そんな影響で今年は苺ジェラートのスタートが遅れてしまったが、満を持して遅ればせのスタートです。

January 20, 2019

この独特の芳香をどう表現したらいいのだろう。
 サトウカエデの樹液を煮詰めて作るという。

 市販されているシロップを色々試しても当たり外れがある。

 香料を混ぜたような紛い物も多く 外れると悲しい。

 高価で繊細な風味なだけにジェラート作りも難しい。

運よく近くでカナダ人夫妻がこのシロップを加工している。

 本場仕込み 生まれながらにメイプルの食文化に包まれて育った

 彼らの依頼でメイプルジェラートに挑戦する機会をいただいた。

 まだまだ試行の途中だが 本場のチェックマンが傍にいるだけで心強い。

 日本人に馴染みのない食材を加工する場合、頼りになる...

January 18, 2019

 尺径の石臼で宇治から取り寄せた碾茶を碾く。

 近年世界的「抹茶」ブームだそうで静岡でも抹茶の生産が伸びているらしい。急激な需要を満たすため あの手この手で技術革新が進んで材料用抹茶に特化した生産が盛んらしい。

 静岡茶の主流は「やぶきた」種を生み育て煎茶文化を育んできた。静岡県立美術館のある草薙に若かりし頃住んでいたことがある。その丘の一角に「やぶきた」発祥の地という石碑と古木がたっていた。八十八夜を迎える頃 静岡のあちこちで何とも言えぬ香しい新茶色の風が吹く。ここに生れた特典の一つが煎茶作りの香りに違いない。

 抹茶の名産地 宇治に行...

January 18, 2019

栗が終わって 焼き芋にバトンがわたる 今日は「紅はるか」しっとりと香り高い 「シルキースィート」も蜜がしたたる焼上り うちは芋専用の南部鉄器でじっくり焼き上げて焼き芋の風味をミルクに移す 安易に既製ペーストや粉末で作りたくない手間暇かけた分だけジェラートは美味しくなる

January 14, 2019

この街の北のはずれに 國香酒造がある

 河村伝兵衛さんが生み出した静岡酵母

 このお陰で金賞をとる日本酒が静岡から現れた

 伝兵衛さんの一番弟子の酒蔵がここ國香酒造

 年末の初しぼりは 純米酒

 木製のてこ絞りを使うのでズシリと重い 

 大手メーカーの大量生産品とは訳が違う

 

 しかも 蔵主はこだわりの人で

 自分の酒に理解ある酒屋にしか卸さない

 だから 見たことのない人の方が多いはず

 この時期だけの酒粕ジェラートのファンは

 木枯らしが吹きはじめると毎年のように

 待遠しい問い合わせがあとを絶たない

 大吟醸の酒粕はさらにおいしいが 

 今年は2月末の絞...

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