今でこそ四季を通じて誰でもが口にできる代物となりましたが、300数十年前シチリア人のフランチェスコ・プロコピオと言う人物がパリにお店を出してから少しずつ世に広まっていったと言うことです。
それまではスーパーリッチな、王室とかメディチ家、エステ家などの世の中、極々一部の人間しか口にできなかったのです。それこそ命懸けで厳冬の山から氷を切り出し氷室に保存して暑い夏にクラッシュして贅沢を極める。それを思えば、ああ、なんと私たちは恵まれた世に生まれてきたのでしょう。
でも現在のようなアイスクリームを作る方法は、な何と中国からマルコポーロが、東洋見聞録によって、もたらしたのだそうです。中国4000年の歴史って、やっぱ すげー。(小学校 理科の授業で教えてもらった氷に塩混ぜると超冷たい世界に出くわすぞって言うやつですが。)
イタリアビエンナ地方の職人たちによって磨かれた技術は世界中に広まっていくことになりましたが、各地で製法も好みも変化し、独特の味わいを提供しています。ですからフランス菓子の職人さんが作る方法とイタリアンジェラートの製法とは、ちょっと違うのです。簡単に言えば、ジェラートは、原料(ミルク、生クリーム砂糖など)を仕込んで熟成させ、できたてを食べる。だから新鮮でなめらかでまったりとしてうまい。2日も3日も置いたジェラートを平気で添加物なしだから安心でおいしいと、うそぶいて売っているのを見かけると心が痛むのです。
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